企業訪問

第八回企業訪問

第八回企業訪問は、新小岩北口から徒歩30秒!! 老舗、的場製餡所の餡子を使用した大人気あんドーナツを手掛けるパン屋さん「あんです」さま。
店主、五十嵐さまにお話を伺った様子をお届けいたします。

食パンの種類も豊富です♪

「あんです」は開業から35年間、変わらず新小岩にて営業をしており、2021年4月にリニューアルオープンいたしました。
外観、店内、スタッフの方々、全てにおいて、雰囲気が良く思わず入りたくなるそんな魅力的なお店です。

もともとは、的場製餡所という餡子屋さんが商品のアンテナショップを開業したのがきっかけ。的場製餡所の餡子を使った商品を、どのようにすれば多くの方に紹介出来るかと考え、あんぱんの専門店を運営。

この可愛らしいロゴも、こだわっており綺麗に並べずにあえて不規則な並びの不安定な形にしているそうです。スタッフの皆さまで何度も話し合い、案を練って練って完成したこだわりのロゴだそうです。

元は餡子屋さんで、現在もあんこの量り売りをされています。店主 五十嵐さまのおすすめの食べ方はアイスの上にあんこ、きなこ白玉をのせたもの。食べると絶品とのことでした。

最近のパン屋さんは揚げ物系のパンを販売するお店が少ないそうです。
しかし「あんです」のスタッフの皆さまは、一丸となって「あんドーナツだけは辞めたくない!絶対に100個売れるお店になる!!絶対に食べていただきたい!!!」と決めてリニューアルオープンに挑み、その結果オープン3日間で1500個を販売。
あんドーナツへの愛と、スタッフ皆さまの熱意が伝わってきます。 今でも売上ランキング1位はあんドーナツだそうです。

≪あんです 売上ランキング≫

1位  あんドーナツ

週末200個 平日150個売れる 「あんです」大人気商品!!!
電子レンジで600w5秒/500w10秒温めると更に美味しい!!

2位  食パン

国産小麦を使用!!健康に気遣っている方や赤ちゃんにもおすすめ♪

3位  フランスパン

ガーリックトーストにしても絶品です!

店主のおすすめは、あんドーナツ、食パン、そして 玄米パン!!

玄米パンは、一晩寝かせなくてはならないのでひと手間かかるそうですが、リピーターが多く最近また作り始めたそうです。<br> 卵やミルクを使用していないためアレルギー持ちの方でも食べることが出来ます。 あんこ、ジャム、フライドチキンなど味の濃いものと一緒に食べると、とても合うそうです。

お客さまからの声を参考に、販売スタッフと職人さんが意見交換をし合いながら丹精込めてパン作りに励み、今まで作ったパンはなんと、100種類以上!!

 

 

 

また店主の五十嵐さんは食べるのが好きということから、「お客さまがどのように食べているのか、感想を聞くのが本当に楽しい!もっと知りたい!!」とおっしゃっておりました。
とにかくあんドーナツが大好きで「毎日でも食べたい!」と自信をもって、そして愛を持って、「あんです」を営んでいる姿が大変印象的です。
2週間に1回、新商品を出したり、1日ごとに違うパンを出す。また季節ものをだしたり、種類によっては、あえて小さく可愛らしく作っていたり、サンドウィッチに関しては、その日の気分で中身を変えているなど、たくさんの工夫からいつ行ってもバラエティー豊かで楽しいのが、「あんです」さまの魅力の一つなのではないかと思います

最後に店主、五十嵐さんに1番のこだわりを聞くと、1度はお客さまと目をあわせることを大切にしているそうです。
思えば、「あんです」さまは、朝に行くと「いってらっしゃい」、夕方に行くと「おかえりなさい」と目を合わせて、お家と同じ挨拶をしてくださいます。 葛飾支店の職員もよく買いに伺うのですが、「城北さん!」と明るく声を掛けて温かく迎えてくださる、そんな「あんです」の魅力に、職員一同ファンになっております。
パンがおいしいのはもちろんですが、温かいお店の雰囲気、スタッフの皆さまの人柄が、「あんです」のファンが増えて続けている大きな1つの理由ではないかと感じました。

見学中も常にお客さまに目を向け、気配り、心遣いをされている姿が印象的でした。
丹精込めて作っているパンをまた食べてもらいたい、もう一度来てもらいたいという気持ちから、“大切なのは人と人とのつながり。必ずお客さまに伝わるものがあるはず”とおっしゃっておりました。
私たちの業務にもつながる、とても素敵なお話を伺うことができました。

最後に、「あんです」スタッフの皆さまから・・・

「これから夏にかけて暑い日が続くと扉を閉めるかと思います。扉が閉まっていると入りづらい雰囲気があるかとおもいますが、その3枚の扉をどうぞ越えて入ってきてください。中で温かいパンが待っております!」
とマスク越しでも伝わる素敵な笑顔でおっしゃっておりました。
ぜひ近くに立ち寄った際には、ご賞味ください♪

商号
あんです
住所
東京都葛飾区西新小岩1-9-11 的場ビル1F
電話番号
03-3697-6858
営業時間
【月~土】7:00~20:00
(コロナウイルス感染防止のため、20:00 通常は21時まで)
定休日
日曜日·祝日
インスタグラム
andes_shinnkoiwa
LINE
あんですmatoba新小岩
Amebaブログ
あんぱん日記

第七回企業訪問

第七回企業訪問先は、新幹線の保守交換用ボルトの製造を手掛けているサノパーツさまです!今回は社長の佐野さまにご説明いただきながら葛飾区東立石にある工場を見学させていただきました。

株式会社サノパーツ 代表取締役 佐野 昇さま(写真左)

サノパーツさまでは、大変便利な交通手段として広く利用されている、新幹線に使われる部品を製造しています。新幹線の台車部分に使用されているボルトで、私たちが乗車する客室の下にあるため目にすることはできませんが、新幹線が安全に走行するためには必要不可欠な縁の下の力持ちな部品です。 新幹線の1車両につき30~50本のボルトが使われています。そしてボルトは定期的に交換が必要で、サノパーツさまでは月に5~6万本のボルトを納品しています。

ボルトを納品していますが、ボルトそのものを製造しているのではなく、ボルトに針金を通すための穴をあける加工を行っています。この加工が単なるボルトに高付加価値を与えています。 ネジは必ず弛むもので、締め付けが弱くなるとぐらぐらしてしまいます。そのため、弛まないようにできないものかと考えられてきました。そこでナットを工夫して弛まなくできないかとハードロックナットというナットが開発されました。ですがハードロックナットは高価で、ナット以外でもどうにかできないかと開発されたのがボルトに針金を通して留めるという技術でした。

ボルトに穴をあけるのは高い技術力が必要で、昔の加工方法ではまっすぐ貫通しなかったり、ドリルが折れてしまったりとうまくいきませんでした。 試行錯誤をして半年かけてきれいに穴をあけることができる方法を編み出すことができたそうです。今では専用機械もあり、他では真似できない技術となっています。 サノパーツさまは社長の佐野さまが30年ほど前に創業されましたが、創業間もないころから社長の手腕と確かな技術力により、多くの新幹線の車両にボルトが使用されてきました。現在の業界でのシェアは6~7割の高いシェアとなっています。

 

 

ボルトは9種類あり、大きさや素材に違いがあります。 素材にはクロモリ鋼、炭素鋼が使われています。強度が高ければいいというわけではなく、縦の衝撃に強くても横の衝撃に弱い素材もあり、この2つの素材はいろいろな条件の中から選ばれた素材になっています。 写真からもわかる通り、太さと長さも様々で、それぞれ穴をあけるドリルも違います。ボルトが細いとドリルも細くなり加工がより難しくなるそうです。 ネジには日本の基準であるJIS規格と世界の基準であるISOというものがあります。サノパーツさまはJISとISOどちらも承認、保証されています。ここからも確かな技術力がうかがえます。

新幹線は国内での長距離移動の要であり、誰もが安心安全だと信じ利用できています。新幹線が安全に走ることができるのは、サノパーツさまのボルトのような確かな技術から生み出された部品が集まり新幹線ができているからです。普段何気なく利用しているものでも、見えない部分に高度な技術が使用されていることを実感しました。私も次回新幹線に乗る際には客室部分だけではなく、その下の台車部分もどうなっているのか気にかけて見てみようと思いました。 今回はお忙しい中お時間を割いていただき誠にありがとうございました。

商号
株式会社サノパーツ
住所
葛飾区東立石2-9-9
代表
代表取締役 佐野 昇
事業内容
新幹線保守交換用 ボルト・ナット類製造

第六回企業訪問

第六回企業訪問先は、ステンレスの加工を手掛けている「太陽ステンレス工業」さまです!
今回は社長の福島さまにご説明いただきながら葛飾区奥戸にある工場を見学させていただきました。

太陽ステンレス工業株式会社 代表取締役 福島 実さま(写真右)

「太陽ステンレス工業」さまではステンレスの加工を手掛けています。ステンレスは錆ない・軽い・熱くなりにくいということで、普段生活していてもいたるところで見かけるたいへん重宝されている素材です。
工場にある機械で「穴を空ける、レーザーでカット、曲げる加工」が可能で、工場の2階では溶接と組み立ても行っており、この豊富な加工技術が「太陽ステンレス工業」さまの強みとなっています。
また、機械はコンピューターで制御されており精密な加工が可能となっています。見学させていただいた日は電車の座席に使われる部品やエスカレーターのパーツを加工していました。

こちらは足踏み式のアルコール消毒スタンドです。今のご時世アルコール消毒は欠かせない存在となっていますが、この足踏み式であればボトルのプッシュする部分にも触れずに消毒することができます。
先日テレビで取り上げられていた足踏み式のアルコール消毒スタンドを製造している他社では4社で手掛けているそうですが、「太陽ステンレス工業」さまはネジやバネなどの細かな部品以外はすべて自社のみで製造されています。これも豊富な加工技術があってのものだと感じました。
こちらのスタンドは葛飾支店でも導入させていただいておりますのでご来店の際にはぜひご利用ください。

こちらは反射板の写真です。
舞台等で使用されるライトを反射させる器具です。ステンレスの素材が特殊なものになっており、高温での加工ができないため溶接ではなくツメを作り引っかける形で組み立てています。

加工方法によってそれぞれの機械を使い分けていますが、こちらの機械はレーザーでカットをする機械です。コンピューターで制御されていて精密な加工が可能となっています。
反対に、細かなところでは手作業もあり、加工の丁寧さを感じました。

以前は受注生産のみで事業を行っていたそうですが、コロナ渦になり初めて自社製品として足踏み式アルコール消毒スタンドを製造されたそうです。
いま日本でも新しい生活様式などの変化が起こっている大変な時期でも自社の強みを生かしニーズに合った製品を作り、販売していくという新しいことに挑戦する「太陽ステンレス工業」さまに感銘を受けました。
ステンレスについて今までは漠然とした印象でしたが、具体的にどのように加工され使用されているかを詳しく知ることができ大変勉強になりました。
お忙しい中お時間を割いていただき誠にありがとうございました。

商号
太陽ステンレス工業株式会社
住所
東京都葛飾区奥戸1-3-3
代表
代表取締役 福島 実
事業内容
ステンレスの加工
足踏み式アルコール消毒スタンドの製造

第五回企業訪問

第五回企業訪問先は、誰もが一度は目にしたことがある印刷物の光沢加工を手掛ける「渡部産業 株式会社」さまです!
今回は渡部さまにご説明いただきながら、葛飾区立石にある工場を見学させていただきました。

渡部産業 株式会社 代表者 渡部 洋貞さま(写真右)
経理 奥さま(写真左)

「渡部産業 株式会社」さまではプラモデルの箱や、ドラッグストアでよく見かける化粧品のポスターなどの用紙に特殊な加工をし、光沢を出すという事業をされています。光沢加工には主に4つの加工技術がありますが、自社の工場ですべての加工を行うことができ、光沢加工の技術力が高い事からさまざまな企業から加工の依頼が来るそうです。普段私たちが手にしている色々な商品のパッケージにも使用されているかもしれません。

光沢加工前後の比較を見せていただきました。上が加工前で下が加工後の用紙です。
下の青い用紙は化粧品のポスターで、光を反射していて写真からでも光沢加工されていることがわかります。

今回は特別に実際の製品をご用意いただきました!(洋菓子)
加工された用紙が実際にどのように使用されているのかを見ることができました。

加工する機械が5台あり、その中でも大きいものは長さ20メートルを越える大迫力の工場でし た。100度以上の温度で加工しているため、工場内はかなりの熱気を感じました。

普段何気なく手に取っている商品やパッケージでしたが、工場見学をさせていただきどのように生産されているのかを知ることで、「この加工は渡部産業さまでされたものなのかな、どのような加工方法かな」など普段の生活を通して気になるようになりました。物の見方が変わるとても貴重な体験ができたと感じています。
お忙しい中お時間を割いていただき誠にありがとうございました。

商号
渡部産業 株式会社
住所
東京都葛飾区東立石2丁目11-7
代表
渡部 洋貞
事業内容
印刷物の光沢加工

第四回企業訪問

第四回企業訪問先は、平成30年3月に一般社団法人東京都信用金庫協会・しんきん協議会連合会・東京事業経営者会主催『平成29年度優良企業表彰式』で中央金庫理事長賞や、同年10月に東京商工会議所主催『勇気ある経営大賞』の奨励賞を受賞されるなど地元地域を中心に訪問介護サービスを提供されている「株式会社 トーリツ」さまです。

株式会社 トーリツ 代表取締役 鈴木 恵里子さま(写真中央左)
常務 柴崎 由佳さま(写真中央右)

「近年、日本の高齢化社会が進んでいます。2010年をピークに日本の人口は減少していますが、75歳以上の高齢者数は急速に増加。
日本の人口が2010年の3分の2近くに減少する2060年になっても、75歳以上の高齢者の数は2336万人にと増え続けていき、今後日本は全人口の27%が高齢者で構成される「超高齢化社会」になると言われています。

現在、葛飾区の65歳以上の高齢者人口は約24%。介護サービス事業者の数を見てみると、居宅介護支援:169ヵ所、訪問介護:141ヵ所、訪問看護57ヵ所※と、葛飾区内だけでも非常に数が多く競合しています。
(※東京都福祉保健局HP上で公表されている指定事業者数)

今後もますます需要が高まっていくことが予想される介護業界の中で、私たちの働く葛飾・江戸川地域に根差し、在宅介護一筋に活動している「株式会社 トーリツ」さまを訪問取材させていただきました。

昭和61年の創業以来「この地域の人々を大切に」を経営理念に掲げ、葛飾区と江戸川区に集中した介護サービスを提供しています。
在宅介護からスタートし、訪問看護・居宅介護支援・通所介護・福祉用具などサービスの範囲を広げ、13の拠点において質の高いワンストップサービスの提供を行っており、地元住民からの認知度・信頼度の高い企業です。
また、自社の従業員を大切に、働きやすい職場づくりのために様々な取り組みを行っており、東京都ライフ・ワーク・バランス3部門認定企業となりました。

いきいきと働ける職場

前述したとおり、株式会社 トーリツさまは
平成21年度「育児・介護休業制度充実部門 認定」
平成25年度「多様な勤務形態導入部門 認定」
平成28年度 「職場における女性の活躍促進部門 認定」

と、東京都ライフワークバランスの3部門に認定されました。この3部門認定は東京都初の快挙なのです!どのようにして社員が働きやすい職場づくりを行ってきたのか、鈴木社長にお話を伺いました。

取り組みのきっかけは2000年、介護保険法が制定された当時からの人材不足によると言います。
従業員は女性の比率が高く、家庭や子どもを持つ方が多数。仕事を継続する上で休まなくてはいけない状況も出てきます。そこで、会社に子どもを連れてきてしまえば良い、と言ったことから始まり、休憩を1時間多くとって学校の用事を済ませて戻り、その分遅くに帰るようにしたり…
それぞれの事情に応じ柔軟に対応し、また本人も働きたい、会社も働いてほしい、という思いからだんだん制度化されていき、

  • 社内保育制度
  • 代休貯金制度
  • 中抜け制度
  • 雇用形態転換制度

など、多様な働き方を後押しする制度が定着していきました。

“女性が働きやすい”と謳っている会社はたくさんありますが、本当に従業員を大切にしているトーリツさまならではの充実した制度だと思います。働きやすさをサポートする制度が他にもたくさんあり、お話を聞いているだけでなんて働きやすそうな会社なんだろう!と感じました。
こうした取り組みが評価され、最近ではテレビ番組:NHK首都圏ネットワークや韓国テレビにまで特集され、注目を集めています。働きやすい環境を追求して約20年経つそうですが、まだまだだと鈴木社長はおっしゃいます。これからも精力的に取り組んでいかれるということで、今後もますます魅力的な職場になっていくことが期待されます。

充実の研修事業

現在、介護施設の約70%で人材不足が問題になっていると言われています。
法令で定められた人員配置の問題もありますが、介護人材が不足している理由の一位は同業他社との人材獲得競争が激しいところにあります。株式会社トーリツさまでも人材は常に必要としているそうですが、従業員一人一人のパフォーマンスは向上しているとのこと。従業員同士がお互いを大切にする環境が、お互いを高め合うことにつながっているのです。

今年度、新潟県長岡市で開催された「第5回東日本ケアコンテスト」では、株式会社トーリツさまから2名の方が優秀賞に選ばれました!しかもこれは昨年に続き2年連続受賞の快挙ということで、このように従業員の方の知識・技術力の高さも会社の強みとなっています。
株式会社トーリツさまには充実した研修制度やキャリアパス制度があります。入社時研修から始まり、リーダーや管理職を育成する管理者研修や講師を招いての外部研修、全社研修と内容は様々。
さらにキャリアパスも多岐に渡り、各専門職を極めるのか・職種の幅を広げるのか・管理職を目指すのか等本人の希望に沿って4つのコースから選択できます。モチベーションを保って働き続けてほしいという会社の思いから、従業員が自らコース選択をするというスタンスをとっているそうです。
いかに従業員が働きやすいかを考え仕組みづくりをしている株式会社トーリツさまは、「会社は一人ひとりの従業員を大事に考え 従業員は一人ひとりのお客さまを大事に考えます」という経営理念を確実に実践されていることがわかります。

地域密着

平成28年8月に、地域の方のコミュニティサロンとして“みんなの駅”を開設されました。お子さまから高齢の方まで誰でも気軽に利用することができる交流の場として、介護の無料相談が行われたり、体操教室や編み物教室などの講座や親子向けのイベントなど様々な催し物が開かれています。
最近では編み物教室の開始前に参加する方同士で材料を買いに行ったり、みんなの駅を越えてコミュニケーションの場が広がっているそうです。また、集まった元気な高齢者の方々が、介護利用者の方に向けて編み物を率先して作りプレゼントしたりと、みんなの駅が「社会参加から社会貢献へ」へとつながる場になっている様子を鈴木社長が嬉しそうにお話しくださいました。

みんなの駅は私たち葛飾支店のすぐ傍なので毎日横を通りますが、いつも多くの方で賑わっています。
先日みんなの駅で開催された「えき de えんにち」に私たちも参加させていただいたのですが、夏休み期間ということでたくさんのお子さまが遊びに来ており、非常に活気があって元気なパワーをもらえました!
この日いらしていたお客さまからは「ここはこういったイベントをたくさんやっていて楽しいわ。歌声喫茶も大好きでいつも参加しているのよ。近所にトーリツさんがあって本当に良かった!」との声をお聞きしました。終始楽しそうに縁日をご覧になっている様子を拝見して、こちらまで楽しい気持ちにさせていただいた1日でした。

こうした地域に根差した催しをたくさん企画されている株式会社 トーリツさま。
私たち信用金庫の使命も、地域のお客さまに喜んでもらうことです。近くでこうして地域密着で活動されている会社があると刺激になりますし、一緒に地域を盛り上げていこうという気持ちが一層強くなります。

~おわりに~
今後も需要が高まっていく介護業界。その中で株式会社 トーリツさまは、従業員・お客さま一人ひとりを大切にして様々な取り組みを行い、人材確保や地域貢献につなげていることがわかりました。
中期目標に“チェンジ&チャレンジ”を掲げ、今後も変容を続け色々なことに挑戦していくと社長からお話があり、これからますます地域にとって不可欠な存在になっていくと共に、葛飾・江戸川地域の介護福祉を支えていくことと思います。
今回、こうして会社を訪問させていただきじっくりお話をするのは初めてだったので、社長の会社や従業員に対する思いを聞くことができとても勉強になりました。この場では伝えきれないほど魅力がたくさんある株式会社 トーリツさま。
同じ“地域のために”という思いを持つ会社として、私たち葛飾支店もこれからも精一杯活動してまいりたいと思います。
大変お忙しいところ、お時間を割いていただき誠にありがとうございました!

商号
株式会社 トーリツ
住所
東京都葛飾区東新小岩7-2-12
代表
代表取締役 鈴木 恵里子
事業内容
居宅介護支援事業/訪問介護事業
訪問看護事業/通所介護事業(デイサービス)
福祉用具販売・貸与、住宅改修
有料職業紹介/障害福祉サービス
教育・研修事業/介護予防事業
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
サービス付き高齢者向け住宅
多世代が集う地域コミュニティサロン『みんなの駅』
ホームページ
http://www.to-ritsu.co.jp

第三回企業訪問

板バネ製作・プレス加工・各種金型を手掛ける「有限会社 マスミ製作所」さまの三郷工場を見学させていただきました。

有限会社 マスミ製作所 代表取締役 三浦 光良さま(写真中央右)と三浦 翔真さま(写真中央左)

有限会社 マスミ製作所さまは、車の部品や釣り具の部品を製造しています。
釣り具のリールに使われるワッシャという部品のミリ単位の薄さを紙と比較させていただきました。

下の写真のようにワッシャは紙よりもとても薄くて軽く、手に持っている感覚がない程でミリ単位の技術の凄さに驚きました。

紙の厚さ0.06mm

マスミ製作所さまのワッシャの厚さ0.02mm

今回、工場見学でたくさんの部品を見せていただきました。紙よりも薄いミリ単位で製造できる技術の凄さを身近で実感し感動いたしました。
お忙しい中、工場見学をさせていただき誠にありがとうございました。
これからも葛飾支店は地域金融機関として町の発展に貢献していけるようにお手伝いさせていただきますので、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

工場の様子

工場についてご説明いただきました

商号
有限会社 マスミ製作所
住所
東京都葛飾区東新小岩8-14-11
代表
代表取締役 三浦 光良
営業品目
金属プレス加工・板バネ作成・各種金型

第二回企業訪問

第二回企業訪問先は、葛飾ブランド「葛飾町工場物語」HPにも掲載されている「株式会社 クローネ」さまです!
経営理念・事業内容をスライドにて説明をしていただき、主力商品である圧力計・微差圧計の製造・検査ラインを拝見させていただきました。

輸入商社×メーカーで電子計測器やデジタル圧力計などを開発・製造・販売している株式会社 クローネさま。
大学・研究機関等の実験計測分野から工業用計測分野など幅広いお客さまに愛される製品は、機能性や品質はもちろん、デザイン性にも特化しており、TOKYO MXテレビ「企業魂」や「葛飾町工場物語」で取り上げられるほどです。

計測機業界初のグッドデザイン賞受賞
「高精度デジタル圧力器KDM30」(左)

会社への想いを熱く語ってくださいました

取締役 技術部長の岩脇さまより製造ラインの説明を受けています

精度デジタル圧力計KDM30シリーズは、従来の圧力計の概念を超えた機能とデザインを追求し、誕生しました。ユーザー側に立った設計思想を取り入れ表示部を見やすい方向や角度に330度回転できる「フレキシブルディスプレイ機構」を新たに開発しました。
この機構により、様々な方向に取付けても表示部が見やすく調整できます。圧力計の測定スペックとしては、ほとんどすべての測定機能を取り入れ、また、接ガス・接液部の材質には腐食しにくい「SUS16L」を採用しました。これにより様々な測定媒体に対応可能です。
KDM30シリーズは、使いやすさを先進的なデザインと共に、簡単で高精度の計測ができる次世代のデジタル圧力計です。
スイッチパネルの配色は色弱者の方にでも認識しやすいカラーユニバーサルデザインの思想を取り入れ、より多くの方に認識しやすい操作性を目指しました。またブルー・イエロー・レッドの3カラーを用意し、設置環境や状況によって独自の使い分けも可能です。本製品は優れたデザインと機能を認められ、グッドデザイン賞を受賞しました。

受賞された数々の賞状とトロフィー

~おわりに~
グッドデザイン賞を受賞したカラフルでお洒落な外観の圧力計。現場をよく知られている藤原社長が 「ユーザーフレンドリー」にこだわり設置場所を選ばずどこでも表示面が見られる「フレキシブルディスプレイ機構」を独自開発され、日本・米国・韓国の特許を取得されているのを知り、日本のものづくり・そして葛飾の町工場の凄さを改めて身近に感じることができました。
私たちカスタマーグループは普段外に出る機会がほとんどないので、とても貴重な勉強・体験になりました。
業種は違いますが、藤原社長の「ユーザーフレンドリー」というお客さまの立場に立って考えることは、私たち信用金庫の職員にも精通していることだと思いました。
大変お忙しいところ、私たちのためにお時間を割いていただき誠にありがとうございました。

商号
株式会社 クローネ
住所
本社:東京都葛飾区東新小岩3-9-6
大阪支店:大阪市北区南大森2-2-9 南森町八千代ビル7F
代表
代表取締役 藤原 透
事業内容
計測用センサ及び電子計測器の輸入販売/デジタル圧力計の企画・開発・製造・販売/試験装置・検査装置の開発・製造・販売 等
ホームページ
http://www.krone.co.jp/

第一回企業訪問

第一回企業訪問先は、当金庫総代である宮下仁志さまが会長を務められる 「ミクニ化学工業 株式会社」さまです!

当金庫総代で同社会長の宮下仁志さま(中央)と社長の宮下正之さま(右から2番目)

佐倉工場を訪問

一つ一つの商品に愛情を込める宮下社長の熱い思いが伝わってきました

素敵な香りのする本社工場では、製造過程についてのお話を伺いました

今回、宮下会長の計らいにより、本社工場と佐倉工場の石けんの製造・検査ラインを拝見させていただきました。
同社への訪問を通じて、商品一つ一つに愛情を込め、お客さまに喜んでいただくモノづくりを心掛ける従業員の方の熱意と、町工場の技術力の高さについて、改めて実感することができました。これからも葛飾支店として、お客さまの気持ちに寄り添いながら地域金融機関として貢献していける様お手伝いをさせていただきます。

商号
ミクニ化学工業 株式会社
住所
本社・本社工場:東京都葛飾区西新小岩5-7-20
佐倉工場:千葉県佐倉市太田2043
代表
代表取締役 宮下 正之
営業品目
透明石けん・化粧石けんの商品企画及び製造・販売/トイレタリー製品の製造・販売
ホームページ
http://www.392.co.jp/