助成採択事業者インタビュー

歌で伝える歴史文化の会

人形大使95周年記念~人形に託した思い~渋沢栄一物語(令和4年度採択事業)

Q1.顕彰事業助成金を申請しようと思ったきっかけを教えてください。

Q1.顕彰事業助成金を申請しようと思ったきっかけを教えてください。

A.「青い目の人形」は、北区にあった児童書出版社から出版されました。後に渋沢栄一翁とアメリカのギューリック博士の尽力によりアメリカから「青い目の人形」が人形大使として日本にやってきましたが、このことを北区区民大学にて講義をする中で、この人形交流を行った渋沢栄一翁の思いに惹かれ、もうひとつの顔としての栄一翁をお伝えしなくては…と思い、申請にいたりました。

A.「青い目の人形」は、北区にあった児童書出版社から出版されました。後に渋沢栄一翁とアメリカのギューリック博士の尽力によりアメリカから「青い目の人形」が人形大使として日本にやってきましたが、このことを北区区民大学にて講義をする中で、この人形交流を行った渋沢栄一翁の思いに惹かれ、もうひとつの顔としての栄一翁をお伝えしなくては…と思い、申請にいたりました。

Q2.この事業を行ってよかったことや、参加者の声があれば具体的にお聞かせください。

Q2.この事業を行ってよかったことや、参加者の声があれば具体的にお聞かせください。

A.渋沢栄一翁が、明治期の日本経済に多大なる貢献をし、社会福祉事業にも尽力した事業家であることは多くの方が知る所ですが、渋沢栄一翁が詠った和歌の存在はあまり知られていません。今回行う公演「渋沢栄一が人形に託した思いとは」では、その根底に流れる思いは何か、人としての栄一翁を描き伝えることを主眼にしております。過去の公演に来場いただいた皆さまからは、「このような渋沢栄一を初めて知った!楽しく知ることができた!」「和歌が素敵だった」等好評をいただきました。

A.渋沢栄一翁が、明治期の日本経済に多大なる貢献をし、社会福祉事業にも尽力した事業家であることは多くの方が知る所ですが、渋沢栄一翁が詠った和歌の存在はあまり知られていません。今回行う公演「渋沢栄一が人形に託した思いとは」では、その根底に流れる思いは何か、人としての栄一翁を描き伝えることを主眼にしております。過去の公演に来場いただいた皆さまからは、「このような渋沢栄一を初めて知った!楽しく知ることができた!」「和歌が素敵だった」等好評をいただきました。

Q3.今後の展望についてお聞かせください!

Q3.今後の展望についてお聞かせください!

A.栄一翁は1927年に「青い目の人形」による日米交流を行いました。日本に来た約12,000体の青い目の人形たちは戦争で被害を受けて、現在は約340体が各県の小学校などに残るのみですが、当時尽力されたギューリック博士のご令孫ご夫妻が毎年来日し、新しい青い目の人形を届けてくださっています。また、今も思いある人々によって各地域の学校や有志により、平和教育の題材として活動が行われており、今年で95周年を迎えます。2月11日(土・祝)に次の公演がありますが、2027年の100周年を目指して、継続させていきたいと願っています。

A.栄一翁は1927年に「青い目の人形」による日米交流を行いました。日本に来た約12,000体の青い目の人形たちは戦争で被害を受けて、現在は約340体が各県の小学校などに残るのみですが、当時尽力されたギューリック博士のご令孫ご夫妻が毎年来日し、新しい青い目の人形を届けてくださっています。また、今も思いある人々によって各地域の学校や有志により、平和教育の題材として活動が行われており、今年で95周年を迎えます。2月11日(土・祝)に次の公演がありますが、2027年の100周年を目指して、継続させていきたいと願っています。

Q4.北区に対する想いやメッセージをお聞かせください!

Q4.北区に対する想いやメッセージをお聞かせください!

A.灯台下暗しという言葉がありますが、地元のことは見えにくく、外に価値を置き賞賛する傾向があります。私は三重県松阪市生まれで、主人は先祖代々赤羽ですが、2003年に北区在住になって以来、北区にはたくさんの魅力があると感じております。栄一翁が大事にされた教育という点で、子ども達に誇りを持ってもらえるよう、大人が楽しく学んで伝えていきたいですね。

A.灯台下暗しという言葉がありますが、地元のことは見えにくく、外に価値を置き賞賛する傾向があります。私は三重県松阪市生まれで、主人は先祖代々赤羽ですが、2003年に北区在住になって以来、北区にはたくさんの魅力があると感じております。栄一翁が大事にされた教育という点で、子ども達に誇りを持ってもらえるよう、大人が楽しく学んで伝えていきたいですね。

事業者情報

団体名
歌で伝える歴史文化の会
活動内容
「いにしえから現代へ 人から人へ 伝えられ創りゆく文化」をコンセプトに和歌をメロディーで伝える日本文化の舞台を創作。全国の「青い目の人形」の関係者、アメリカ各州に保存されている「答礼人形」保存博物館等との交流も継続して行っている。
住所
115-0056 東京都北区西が丘2-17-5
電話番号
03-3906-1984
ホームページ
人形大使95年渋沢栄一物語
渋沢栄一物語~人形大使95年~

渋沢翁関連商品等開発事業助成について