綾瀬北支店

店舗名
綾瀬北支店[アヤセキタ]
店舗コード
025
店舗形態
支店
住所
〒120-0005
東京都足立区綾瀬5-21-9
電話番号
03-3605-1151
窓口営業時間
平日 9時~15時
ご来店予約

一部お取引のお電話での「ご来店予約」についてをご確認いただいた上、店舗電話番号へご連絡ください。
ATMご利用時間
平日 8時~19時
土曜 8時~17時
日祝 8時~17時
ATMの
硬貨取扱時間
平日 8時30分~17時
硬貨は一度に100枚まで投入できます。大量の場合は、窓口にお持ちください。他金融機関のカードではお取り扱いできません。
駐車場の有無
駐車可能台数
8台
駐車場利用時間
24時間時間貸
(全日20分無料。但し窓口営業時間は窓口にて無料券発行)
貸金庫

店舗周辺地図

綾瀬北支店について

綾瀬北支店では「地域のプラットフォーマー」になるために、「何よりもお客さまのために!」をモットーにしております。何か困った事があったら直ぐにご相談ください。相続に関すること、事業に関すること、資産運用に関すること等々。なんでもお話ください。お客さまと一緒に考え、お力になれるよう職員一同頑張ります。また、今後も地域のお客さまが気軽に立ち寄れる店舗、ご来店いただいて笑顔になれる店舗を目指し、職員一同お待ちしております。

お客さま紹介

第11回「有限会社前川皮革工芸さま/前川 典央さま」へ訪問させていただきました!

 

Q1.御社の沿革を教えてください

1933 年(昭和8年)
昭太郎(初代)生
1948年(昭和23年)
(株)小原惣吉商店(浅草蔵前)にて修行
1958年(昭和33年)
独立前川商会創業爬虫類、印傳を素材に高級ハンドバッグを製造、販売する
1975年(昭和50年)
百貨店などの職人展に出展を始める
1990年(平成2年)
典央(二代目)昭太郎に師業
1992年(平成4年)
この頃より印傳専門に転換
2001年(平成13年)5月
業務拡大のため足立区青井に移転
2004年(平成16年)5月
有限会社 前川皮革工芸創立
2004年(平成16年)6月
台東区雷門に浅草店 『いんでんの店 まえかわ』開店
2009年(平成21年)4月
台東区浅草に浅草本店(オレンジ通り) 『前川印傳』開店
2010年(平成22年)4月
『いんでんの店 まえかわ』閉店
2014年(平成26年)3月
台東区浅草に浅草2号店(新仲見世通り) 『前川印傳』開店
2020年(令和2年)
『前川印傳』新仲見世通り閉店
2020年(令和4年)3月
台東区浅草に浅草2号店(メトロ店) 『前川印傳』開店
現在、年20ヶ所余りの全国百貨店に出展

Q2.御社の事業内容を教えてください

皮革袋物の製造・販売を行っています。
1958年創業当時は爬虫類・印傳を素材に製造販売を行っていましたが、1990年に父親の跡を継いで自分が代表者となった頃、印傳は爬虫類に比べて競争相手が少なかったため、印傳専門としてやっていこうと決意をしました。そのため、1992年からは印傳専門店として事業を行っております。

Q3.御社の経営理念を教えてください

お客さまの声を取り入れた商品開発・物作りをすることです。
「こういう商品があったらいいのではないか」という意見を参考に実際に商品化したものもいくつかあります。お客さまからの意見は常に大事にしており、商品化できそうなものはなるべく早く商品化するよう努めています。そこは我々の強みだと思います。
実際に商品化したものですと、御朱印帳ケースと眼鏡ケースがあります。御朱印帳ケースは、浅草に店を構えていることもあり外国人や観光客の方が多くご来店されるため、人気商品の1つです。眼鏡ケースは、外国人の方は従来の眼鏡ケースだとサイズが小さいようで、少し大きいサイズのケースがあったら嬉しいというお声から商品化されました。

Q4.御社の取り扱い商品を教えてください

“印傳製品”を取り扱っています。印傳とは鹿革の上へ漆で柄付けした伝統的な革製品のことをいいます。商品は鞄や財布、名刺入れや印鑑入れなどの小物など様々なものがあります。

サンリオとコラボした商品。可愛らしいキティちゃん柄の商品は外国人の方にも人気とのこと。

Q5.他社には負けない御社の1番の強みを教えてください

まず1つ目の強みは、職人の直営店であることです。通常であればメーカーに頼まれたもの(商品)を職人が製作する。その製品をメーカーが問屋に納める。そして問屋が百貨店や小売店に納めるという流れです。しかし我々はデザイン模様の企画から製作、販売、修理まで全て自社一括管理をしています。
2つ目の強みは、前川印傳オリジナルとして始まった“パッチワーク印傳”です。和のテイストが感じられるデザインなので外国人の方にとても人気です。何千通りの柄の組み合わせがとても色鮮やかな一点物になっています。バッグや財布が特に人気商品です。

Q6.過去の経験から1番嬉しかったことを教えてください

20年ぐらい前に名古屋の松坂屋で行われた親子展で、私と父親の写真が大きいパネルになり展示されたことです。また、名古屋の地下鉄広告、新聞広告にも大きく掲載され、売り上げにも大きく影響しました。広告を持ったお客さまが開店してすぐ商品を買いに来ることもありました。その当時の売り上げ記録はいまだに破られていません。
また、コロナ禍で大変だった頃、息子が跡を継ぐと話をしてくれたことも嬉しかったです。デパートのイベント会場で私と息子が一緒に仕事をすることになった時は、20年前の父親との思い出が重なりとても感慨深かったです。

Q7.過去の経験から1番苦労したことを教えてください

やはり“コロナ禍”が1番苦労しました。商売ができず売り上げはほぼゼロでした。コロナ禍はいつ終わるんだろう・・・という先の見えない不安がありました。コロナ禍の影響もあり、2020年に浅草2号店(新仲見世通り)が閉店してしまいましたが、その後ご縁があり2022年に浅草2号店(メトロ店)が開店しました。いずれは仲見世にも出店を考えており、浅草に来た人はうちの店を通らずには帰さない!を目標にしています。

Q8.優秀な人材を育成するために、御社ではどのようなことに取り組んでいるか教えてください

やはり現場を経験させることを大事にしています。そのスタッフの適性を見込んでやりがいと責任を与えることを極力意識しています。初心者のスタッフでも3年ぐらいで一人前になれるよう指導しています。昔は“見て覚えさせること”が多かったですが、今は“丁寧に分かりやすく教えながら色々な経験をさせていくこと”を大事にしています。販売に関するマニュアルは特に作っていなく、その人の個性を大切にしています。

Q9.経営者として1番大切にしていることを教えてください

まず1番は製品のクオリティを落とさないことです。どんなに良い素材を使ってもクオリティが落ちればその商品の価値は下がってしまいます。
また、経営面としてはリスクとリターンを意識しています。リスクのないところにリターンはないと思っています。直営店を出したこともこれにつながります。職人として言われたものをただ作るだけであれば生活に困らないかもしれませんが、それをあえてリスクを取って直営店を出すことによって、売れなければゼロですが、売れればその分リターンは大きくなります。

Q10.これからどんな会社にしていきたいか教えてください

今は“次の世代につなげる”ということに重きを置いています。息子が跡を継ぐという話がありましたが、そのためにもしっかりとしたレールを敷けるようにしなければと常に思って日々励んでいます。現在創業66年ですが、次の世代へとつなぎ創業100年を迎えることが目標です。
あとはいざという時のために、内部留保をしっかりと確保しておくことも大事にしたいです。これは今回のコロナ禍での経験が大きく影響しています。具体的には、コロナ禍の時のように販売等できなくなっても、3年ぐらいは問題なく仕事を続けていけるような状況を作ることです。その間に経営者として次の一手となる戦略を考え、実践していきたいと思っています。

~前川印傳オリジナル“パッチワーク印傳”の鞄の製作過程を見させていただきました!~

皮を張り付けるために、台紙を裁断します

パッチワークのデザインに欠かせない様々な柄の皮を裁断します

裁断し終わったものがこちら

裁断した皮を台紙に貼り込み。配置は特に決まりはなく、職人それぞれのセンスに任せているとのこと

縫製していきます。こちらの工程はキルティング加工というそうです

和のテイストが感じられるデザインで、とても色鮮やかです

貼り込みした皮を鞄の形に合わせて裁断します。そして鞄の底や角にのりを塗り、鞄の形に整えます

形を整えると・・・マチ付の鞄になりました!!!

持ち手を付けて完成です。これは持ち手が竹製のバンブー手提げです

最後に完成した鞄と一緒に写真を撮らせていただきました!!

中央が取締役専務 前川隆央さま、中央右が代表取締役 前川典央さま、中央左が三代目となる前川来人さま

お忙しい中、貴重なお時間ありがとうございました!!

~YouTubeチャンネル【JoynTV!】の取材をさせていただきました!!~

JoynTV!とは・・・中小企業ならではの優れた技術力や品質へのこだわり・商品の魅力をお伝えする、城北信用金庫プレゼンツのYouTubeチャンネルです!!!
JoynTV!とは➡https://www.johokubank.jp/community/joyntv/index.html
ご視聴はこちら➡https://www.youtube.com/@joyntv1023

取材をさせていただいた「前川印傳 浅草オレンジ通り店」
浅草公会堂のあるオレンジ通り沿いに位置しています

浅草雷門でオープニングを撮影しました!

商品紹介や売れ筋ランキングなどを紹介。詳しい内容はぜひYouTubeチャンネルでご確認ください!!
こちらから動画を見ることができます。ぜひご覧ください!

編集後記

お忙しい中お時間いただきありがとうございました。インタビューを通して、お客さまの声を大切にし、お客さま目線の商品づくりを目指す前川さまの思いが凄く伝わりました。私もお客さまとかかわる中で、お客さま目線の商品提案ができるようになりたいと改めて思いました。また、実際に目の前で鞄を製作する過程を見させていただき、ありがとうございました。とても貴重な体験でした。ひとつひとつ心を込めて製作している職人さんの思いが直接伝わってきました。(N.S)

お忙しい中貴重なお時間いただきありがとうございました。普段訪問時には聞けないようなお話を直接聞くことができて凄く良かったです。また、インタビューだけでなく実際に鞄を作る工程を見させていただきとても貴重な経験ができました。これからも御社のお役にたてるよう頑張ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(W.N)

会社名
有限会社 前川印傳
代表者
前川 典央
住所
〒111-0032 東京都台東区浅草1-16-11(浅草オレンジ通り店)
〒111-0032 東京都台東区浅草1-35-6(浅草メトロ通り店)
電話番号
03-5681-5606
ホームページ
https://maekawa-inden.co.jp/

過去の掲載記事はこちら

綾瀬北支店限定「サマーキャンペーン」のお知らせ

綾瀬北支店では7月8日(月)~8月30日(金)までサマーキャンペーンを実施しております☺!
期間中に対象お取り引きをご契約いただいた個人のお客さま限定でハズレなしの抽選くじが引けます✿

ハンディファンやうどん・ひやむぎ詰め合わせ、汗ふきシートなど夏らしい景品をご用意しました♪♪キャンペーンは景品がなくなり次第終了となります。

皆さまのご来店お持ちしております☆彡日ごとに暑さのつのる頃、体調には十分ご留意ください。

「ごみゼロ地域清掃活動」に参加しました!

足立区主催の「ごみゼロ地域清掃活動」に参加しました!
当支店の周辺を中心に約20分間清掃を行い、燃えるごみ、ビン、缶、ペットボトル、たばこの吸い殻等たくさんのごみを拾いました!!

今後も綾瀬北支店職員一丸となり積極的に清掃活動に取り組み、地域のみなさまが安心して気持ち良く過ごしていただけるようなまちづくりに取り組んでいきたいと思います!

最後に集合写真を撮りました!皆さんお疲れ様でした(*^_^*)

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