都心でありながらもどこか懐かしさの残る街並みが魅力の駒込。

ファミリー層が多く住んでおり、大通りを一本入れば静かな住宅街が広がっています。

周辺には桜や紅葉など四季折々の自然を楽しめる「六義園」や洋風庭園と日本庭園が調和した「旧古河庭園」、
二葉亭四迷をはじめとする著名人たちが眠る「染井霊園」などの名所も多くあります。

今回は、そんな自然・文化・下町の魅力が溶け込む駒込にある３つの商店街をご紹介します。

ぜひ、駒込へお出かけする際の参考にしてください。

霜降銀座商店街

全長約２５０ｍ、道幅は狭いところで３ｍの細長い商店街。

魚屋、八百屋、豆腐屋などバラエティに富んだ約６０軒もの商店が軒を連ね、昭和レトロな活気あふれる下町の雰囲気が漂っています。

毎年５月には「名探偵★浅見光彦の住む街ミステリーウォーク」を開催しており、全国からの多くのファンが訪れることでも有名です。

霜降銀座商店街のマスコットキャラクターとして愛されている「しーちゃん」は、
当時高校生だったアートディレクターのレザイ美樹さんがデザインを手がけたそう。

２０１６年には、しーちゃんの生誕２０周年を記念して「もーちゃん」も誕生しました。

染井銀座商店街

霜降銀座商店街と西ヶ原商店街に挟まれた全長４００ｍほど商店街。

１００店舗以上もの商店は、老舗の名店から個性溢れる新しいお店までバラエティ豊か。新旧さまざまな魅力が混在しています。

「ふれあいアートストリート」と呼ばれる取り組みでは、
障がいのある方々が描いた絵を商店街のあちらこちらに展示し、商店街を行きかう人々の目を楽しませています。

キラキラした瞳がかわいらしい染井商店街のマスコットキャラクターの「セレサちゃん」は、
駒込が発祥の地と言われているソメイヨシノをモチーフにしているそう。

西ヶ原商店街

３つの商店街の中で滝野川一丁目停留場から一番近い商店街。

１０軒ほどの小さな商店街ですが、一軒一軒は地元から長く愛されてきた老舗ばかり。

人通りも少なく、居心地の良いゆったりとした時間が流れています。