足立支店は昭和26年6月の開店以来、地域のお客さまに支えられて今日を迎えております。心より感謝を申し上げます。私たち足立支店職員は、お客さまから「何でも相談していただける信頼関係」を築けるよう明るく元気なおもてなしを心がけ、「課題解決に役立つ独自のソリューション」を提案してまいります。これからも地域のお客さまに必要とされる金融機関であり続けるために、この現状をBREAKTHROUGHしていきます!
地域のみなさまや職員同士が懇意な関係を築くことを目的としてチャレンジしたスイカの栽培、その名も「スイカ育て隊」。初めてのチャレンジでしたのでスイカを実らせることができるのかとても不安でしたが、結果は大成功!全チームが元気みなぎる赤ちゃんではなくスイカを実らせることができました!拍手!
今回この企画で、収穫することができた様々な事柄をご報告したいと思います。何事も振り返りが大切です。
さて、当足立支店は、国道4号線に面しているという立地条件の良さがありますが、なにぶん周りには背の高い建物が多く日光を浴びることができるのは早朝と夕方だけ。日光街道なのになぜ?…。冗談はさておき、日照時間が少ないことは栽培するうえで最大のネックでしたし、正面入り口付近にプランターを置けるスペースもありません。そんな環境の中、カスタマーGとリレーションGならびにローンスタッフは機転を利かせ、朝陽が取り込める支店のショーウインドウにプランターを設置するという奇策で、栽培するうえでとても大切な朝陽を確保することに成功。その結果、一番にスイカの実を膨らませたのがカスタマーGでした。
当職が堀切支店時代に取り組んでいたメロンの育成で学んだ3原則、「日当たり・水やり・風通し」。店長席のスイカはというと、他の職員には知られないよう3原則を念頭にこっそり育成作戦を実行しました。
その後、カスタマーGの実はとてもキレイな球体となり、それを各グループが追う展開となりました。リレーションGとローンスタッフのスイカの苗は、朝陽取り込み作戦が功を奏し、勢いよくグングン成長し、大きな花をたくさん咲かせました。しかし、授粉がうまくいかず着果できない歯痒い日々を過ごします。そうなんです、店のショーウインドウには受粉を助ける「虫」がいないんです。ここでは、積極的な人工授粉が必要だったんです。
ある日、思いもよらない事件が起きます。それは、なんとカスタマーGのスイカが突然破裂を起こしたんです。順調にスクスクと成長していたスイカでしたが、中身の成長に皮が耐えきれなかったのでしょう。当職も胸がはちきれるほど辛い気持ちになりました。しかし、大きなショックを受けたカスタマーG職員はすぐに気持ちを切り替え、割れたスイカにマジックで顔を描いて頑張りをたたえ合っていたのがとても印象的でした。
カスタマーGを追う形となった他のグループは作戦を変更します。今度は、やさしく照らす朝陽ではなく、午後のギラギラと容赦無く照りつける太陽に期待して駐車場へとプランターを移動しました。ここでは、ギラギラの太陽の光ですから水やりが最も重要になります。ここで一役買ったのがローンスタッフの榊原隊員でした。朝・お昼・夕刻と通常業務をこなしながらの水やりはスイカの苗に気持ちが伝わったのでしょう、一緒に面倒を見てきたリレーションG共に着果に成功し、スイカを実らせることに成功しました。風通しの良さと着果の手助けをする「虫」も功を奏したと思います。
スイカの栽培により様々な効果がありました。
まずは、支店の職員同志のコミュニケーションの機会が増えたことで、職員の笑顔が増えたことです。これは、支店長としては大収穫です。中には、普段は大人しい職員が我が子のようにスイカに愛情を注いでいた姿があったり、いつも以上にバリバリ仕事をこなす職員がいるなど、大きな効果がありました。
さらに、お客さまとのコミュニケーションも格段に向上しました。これも目論見通りでしたが、実際にご自宅でスイカを栽培しているお客さまがいらっしゃり、栽培話に花が咲いたことで今まで以上に親近感が湧いたという効果がありました。果実を育てるという行為は、元来農耕民族であった日本人の心に響くものなのだと思います。
ところが、スイカの育成も終盤を迎えたところに大きな事件が起こります。それは、この「スイカ育て隊」発案のきっかけとなった近隣でラーメン店を営む「りんりん」さんが、突然閉店を余儀なくされたことです。これは本当にショックでした。店主不在となった後も、当職が代わりに水やりを続けましたが、親を亡くしたスイカの苗は元気を取り戻すことができず最後まで実をつけることはありませんでした。「りんりん」さんは地域の方々に惜しまれながら閉店となりましたが、スイカの栽培に熱心だった店主や従業員さんの想いは当職が引継ぎたいと思います。
「りんりん」さんの突然の閉店
この様に、山あり谷あり笑いあり涙ありドラマありの第1回スイカ育て隊の栽培活動でしたが、スタート時点で掲げた「地域の方々と一緒に」「会話のきっかけに」「共感がさらに」「笑顔が増える」‥、という好循環を生み出す良いスタートを切ることが出来たのではないかと思います。今回、活動の告知と発展を祈願して、ポスターの制作とキャラクター「スイカりん」を誕生させました。「スイカりん」の「りん」は、当然「りんりん」さんの「りん」です!
あ、忘れていました、スイカの大きさの結果を発表していませんでしたね。
結果は、第1位「支店長席/506g」・第2位「リレーションG/326ℊ」・第3位「カスタマーG/243g」・第4位「ローンスタッフ/210g」でした!
優勝チームにプレゼントする筈だった「りんりん」さんのラーメン餃子は叶いませんでしたが、「りんりん」さんとの大切な想い出を胸に、在りし日のラーメン餃子を心の中で味わうことにします。
「幻となったラーメン餃子」
「店主スタッフ」
「優勝した支店長席の小玉スイカたち」
足立支店は、これからも地域のお客さまに必要とされる金融機関であり続けるために、職員が明るく元気にこの現状をBREAKTHROUGHしていきます!
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【カスタマーG】
【ローンスタッフ】
【リレーションG】
この度、足立支店では、地域のみなさまや職員同士が懇意な関係を築くことを目的として、スイカの育成にチャレンジすることとしました。
なぜスイカなのか?…。その理由は、当支店近隣にてラーメン店を営んでいる「りんりん」さまが3年ほど前からスイカを育てていることを知ったことと、スイカのジグザグ模様が一点に集中する様を見て、「地域のみなさまや職員と共に夢や希望に向かって力を合わせて突き進む」というイメージができたからです。
この企画、「地域の方々と一緒に」「会話のきっかけに」「共感がさらに」「笑顔が増える」…、そんな好循環が生まれることを願って足立支店はこの現状をBREAKTHROUGHしていきます!
今年はハロウィンに引き続きバルーンを使ったクリスマス店内装飾を行いました。(R3.12.1~R3.12.24) マスクにはサンタクロースやトナカイなどのクリスマスにまつわるシールを貼り付けました。店内にはピンクを基調としたクリスマスツリーを飾り、お客さまから可愛いと好評でした。
【カスタマーG】
【ローンスタッフ】
【リレーションG】
今回はクリスマスだけでなく、なんと地域のみなさまのおかげで足立支店70周年を迎えることができました。70周年の感謝の気持ちを込めて、当支店取引先であります三黒製菓株式会社さまの『りんごジャムサンドクッキー』をご来店されたお客さま限定で配布させていただきました。りんごの甘酸っぱさとサクサククッキーの絶妙なおいしさから大変お客さまに喜んでいただけました。
足立支店が80周年、90周年、100周年…と今後愛され続けていけるように職員一同気を引き締めて頑張りたいと思います。 今後とも足立支店をどうぞよろしくお願いします。
今年度は「バルーン」と「マスク」をテーマとしたハロウィンの装飾を行いました。(R3.10.4~R3.10.29)
風船を“床面に飾り付けた”ことが、多くのお客さまの関心を惹き、すごく楽しいと喜んでいただけました。お客さまの方から話しかけてくれることが増え、ハロウィン仕様のマスク姿が好評でした。
ふだん渋顔で仕事している「オジサマ達」のマスク姿が可愛い、親近感を覚えると言われたのは大収穫でした。
【カスタマーGとローンスタッフ】
オジサマ達のマスク姿が意外にも好評でした
【リレーションG(営業推進)】
【カスタマーG】
第11回目となる「お客さま紹介」は、第8回目に登場された宗教法人安養院さまを再度ご紹介いたします。
さて、前回大黒湯さまの「玄関唐破風」が安養院さまに移築される記事を掲載いたしましたが、今秋の完成を目標に西工務店の西定治棟梁を筆頭に職人の方々の技術力で着々と工事が進んでおりました。私も一度現場を見学させていただきましたが、職人さんの類い稀な技術に感極まりました!
そして、遂に移築工事が完成され、大黒湯「玄関唐破風」の完成披露が令和4年9月23日(金・秋分の日)に執り行われました。当日は完成供養や木遣り(きやり)なども行われ、多くのお客さまに足を運んでいただいたと住職である内藤良家氏も喜んでいらっしゃいました。
※木遣りとは・・日本の木造建築における鳶職人によって歌い継がれた、伝統ある仕事歌のことです。
内藤住職による完成供養
西棟梁と職人の方々
完成披露には、足立区の近藤区長や『キングオブ銭湯』の名づけ親である町田忍さま(日本銭湯文化協会の理事を務めながら、エッセイスト・コメンテーターとしても幅広く活躍されております。)も参加されました。木遣りについては足立区で木遣りを行うことのできる鳶頭が全員集合し、総勢30人による壮大な儀式となり、周囲のお客さまを魅了しました。
近藤区長による挨拶
鳶頭の皆さま
この度の移築により、『キングオブ銭湯』であった大黒湯さまの思いは安養院さまへ受け継がれ、今後も千住の地に残ります。このような結果へ繋がりましたのは、安養院さまのご住職である内藤良家氏、大黒湯さま、あだち銭湯文化普及会及び地域の方々の千住に対する熱意によるものと私は思います。千住の新たな歴史の1ページに携わることができ、大変光栄です!これからも、地元千住の「真の強み」をご紹介していきます。
営業担当者 橋本 隼輔