平松 朋子平松 朋子

この街の「声」と「つながり」を、未来へ紡ぐ。
人の声が集まり、つながりが生まれる場をつくっていきます。

Tomoko Hiramatsu 平松 朋子

2024年入庫
メディアラボ
一般
Career
2021.04–2023.11
大学の放送部に所属し、音響を担当。
2024.04
城北信用金庫 入庫
2024.04–
メディアラボに配属。しぶさわくんFMの収録・編集を担当。音質設計から編集まで一貫して担い、聴きやすさと情報伝達のバランスを意識したコンテンツ制作を行う。
信託

北区を拠点とするしぶさわくんFMは、どのような目的で立ち上げたプロジェクトですか。

地域の声が自然と集まる「地域のプラットフォーム」になるための非金融プロジェクトとして2023年11月に立ち上がりました。私たちは日々の業務のなかで、地域のお客さまからさまざまなお話や想いを伺う機会があります。そのなかで、北区には面白い活動をしている方や魅力的な取り組みがたくさんあることを知ってきました。また、北区には当時コミュニティFMが存在していませんでした。だからこそ、地域情報や人の想いを発信したり、交流の“場”をつくりたいと考えたんです。
東京北区スペシャルブランディングサポーターであるしぶさわくんを局長とし、「この街の新時代を彩るカルチャーの発信局」というコンセプトを掲げました。

信託

なぜ信用金庫が“音声メディア”というかたちを選んだのでしょうか。また、番組ではどのような人やテーマを取り上げ、平松さんはどのような立場で関わっていますか。

信託

金融だけにとらわれない多様な接点を持てる「場所」として、音声メディアを選びました。Podcastは、“ながら聴き”ができることで時間や場所に縛られず、さらに世代を超えて届けられるメディアです。声には、感情や熱量など人柄がそのまま乗るので、地域メディアとしての相性がとても良いと感じています。信用金庫だからこそ知っている地域のリアルな声を、金融の枠を越えて発信しています。番組では、地域に根ざした人や活動を取り上げ、街の声を発信することで「このまちが好き」と思ってもらえるきっかけをつくることを大切にしています。私は立ち上げ当初のメンバーではなく、理念に共感しその後チームに参画したのですが、現在は収録・編集を担当し、内製体制のなかで試行錯誤を重ねながら番組づくりに携わっています。

信託

しぶさわくんFMを通じて、実際にどのような反響やつながりが生まれていますか。

想像以上に多くの反応がありました。
たとえば、Podcastを通したまちづくりに取り組む自治体同士の交流が生まれ、静岡県沼津市長と北区長の対談が「みんなのポッドキャストフェスin沼津」にて実現しました。
一方で、地域のなかでも変化が生まれています。リスナーの方が「北区にこんなに面白い人がいるんだ」と感じ、自らイベントを企画されたり、番組出演をきっかけに当金庫の融資相談へ発展したケースもあります。さらに、Podcastを起点にリアルイベント「ローカルポッドキャストフェストーキョー」を主催し、地域内外の交流が広がっています。
単なる情報発信にとどまらず、人や事業、想いをつなぐハブとしての役割が広がっていると感じています。

信託

信託
信託

運営するうえで難しかったこと、工夫していることは何ですか。

番組をすべて内製化している点が、難しさでもあり工夫しているところでもあります。企画・収録・編集・配信まですべて職員が担当しているため、技術職として採用されたわけではない私は、機材や編集ソフトも一から覚えてきました。
一方で、内製だからこそ地域の方々と密接に関わることができ、その想いや背景を丁寧にくみ取った番組づくりができることは、私たちならではの強みだと感じています。
また、リアルイベントを積極的に開催することで、Face to Faceの関係性も大切にしています。音声だけで終わらせず、実際に会って交流することで、より“自分ごと”として感じてもらえるよう工夫しています。

信託
信託
信託

今後、しぶさわくんFMを通じて平松さん自身が更にBoostしていきたいことはなんですか。

「この街の声を残していくこと」をBoostしていきたいです。番組を通してポッドキャストを聴く習慣が少しずつ広がり、リスナーの方々がこの街で活動する人の声や想いに触れる機会が増えていったら嬉しいと思っています。
しぶさわくんFMでは、地域で活動する方々や企業の方など、さまざまな人の声を記録しています。街の声を残し続けることで、後から振り返ったときに「こんな人がいて、こんな想いがあったんだ」と感じられるアーカイブを増やしていきたい。そうした声に触れて、「自分も何かしてみたい」と思う人が生まれたら、とても嬉しいですね。
そして、若い世代もベテランの経営者も世代を超えてつながることのできる環境を広げていきたいと考えています。そのきっかけに、しぶさわくんFMがなれたらと思っています。私はこれからも、地域で生まれた“声”を丁寧に収録し、編集し、届けていく。その積み重ねが、地域の未来をBoostする力になると信じています。

信託

Boost!#03

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